卒煙して、初めて
気づけたこと
喫煙室での時間は、特別な時間だった
新卒で今の会社で働き始めて、営業回りの道すがら、喫煙室で上司とたばこを吸いながら、談話する時は、なんだか特別な気分になったものです。
それから幾数年経ち、部下を持つ立場になり、支店長になった時、お会いするお客様（オーナー様であることが多いです）が皆さん、禁煙に成功された方が多い時にふと気がつきました。昨今、禁煙ムードが高まる中、支店の長が模範を見せるべきではないかと。そして息子が丁度小学校に上がるタイミングだったので、これを機に、卒煙を決意しました。
家族との時間も、心おきなく
ascure卒煙の日記機能が、それが自分にはよかったですね。習慣になるのがいい。プログラム終了までの６ヶ月間は、仕事に支障もなく、禁煙を継続できたと思います。卒煙してから気持ちも前向きになりました。ジムに入会して週１くらいのペースで運動しているのですが、周りからは顔色や血色がよくなったと言われますね。禁煙前、会社のイベントで息子と登山に出かけた時に、脂汗が止まらなかったのが苦い思い出だったのですが、また再チャレンジしたいと思っています。最近は、息子は自転車で、私はランニングで外出することもあるんですよ。
自分でも意外だった、気づき
私が禁煙宣言してすぐ、偶然にも社内チャットに「喫煙者のマナーについて投稿してください」というテーマが出されたんです。社員たちがここぞとばかりに意見や不満を投稿してくれました。私にも遠慮なく、ということでしょうが、同時にこれまで「いろいろ気を使わせていたんだな」と気づきました。アットホームな支店作りを常々目指していましたが、それでもたばこを吸っていた当時は、気づけなかった。上に立つ者ほど気を配らねばと痛感しました。支店を離れましたが、「株式市場が動いている間は、禁煙」といったルールを自主的に決めているらしく、とても頼もしく感じていますね。